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今日の神社
[平成16年9月18日(土)曇り]
拡大 :
800x531
撮影日 : 2004/09/18
朝戸(あさと)開けて 物思ふ時に 白露の
置ける秋萩 見えつつもとな(万葉8 文馬養)
朝、戸を開けて物思いにふけっている時に、白露がついている秋萩がつい目に入ってきます。
なんと、絵になる光景でしょう!
清々しい秋の朝、なにやら物思いにふける人影が・・。
その麗人は何やら物思いにふけっているご様子。そしてその視線の先には白露に濡れた楚々とした萩の花。
この、視線の先にあるのが白露に濡れた楚々とした萩の花だからこそ、またも心地良い余韻を残すのですね。
仮にこれが「白露に濡れた尾花(ススキ)」では、ちと悲し・・。
秋の風情というよりも「貧窮問答歌」の域に達してしまいそうです。(貧窮問答歌やススキ自体は何も悪くはありませんが)
やはりススキはさらさらと風になびいている情景が素敵なのです。そして麗人は白露に濡れた萩を見ながら物思いにふけるのが素敵なのですよ。きっと
《去年の今日は》
http://www.futarasan.jp/cgi-bin/imgsys/image.cgi?39:2056:0:0
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