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今日の神社

[平成17年2月17日(木)晴れ]
拡大 : 800x531  撮影日 : 2005/02/17

 ところで、「初音(はつね)」とは何の初音であるかご存知でしょうか?

 ・・答えは鶯(うぐいす)の初鳴きのことです。

 和菓子の名前にもなっており、往々にして淡い鶯色の可愛らしいお菓子なのですよ。

 茶道世界は移ろいゆく季節にとても敏感です。
「初音」は立春を過ぎたころから約一ヶ月間用いられることが多いお菓子です。

 お点前(おてまえ・お茶を点てること)の後の茶道具の拝見の時に、茶杓(ちゃしゃく)の「ご銘は?」と主客に尋ねられた時に主人はその季節に相応しい名前をつけます。
 やはり今時分なら「初音」とでもつけるとお時候柄の名前になります。

 しかし、この時注意しなくてはならないのは、「初音」というお菓子に「初音」という茶杓の銘を付けると二つ重なってしまいます。・・これではいけません。

 二つ重なる・・ということは「偶然」そうなってしまったということと受け取れますよね?

 同じく重なるなら三つでなくてはなりません。・・それはすなはち「偶然」ではなく「必然の美意識」なのです。

 昔の日本人の感性の細やかさ、鋭さはこのあたりから来ているのかもしれませんね。

【初音を待ちわびる中庭を望んで・・】
気温3℃ 湿度72%

《去年の今日は・・》
平成16年2月17日(火)晴れ
http://www.futarasan.jp/cgi-bin/imgsys/image.cgi?39:2613:0:0





令和6年4月23日(火) 曇



令和6年4月19日(金) 晴 



令和6年4月18日(木) 曇



令和6年4月17日(水) 曇



令和6年4月16日(火) 曇 



令和6年4月15日(月) 晴



令和6年4月14日(日) 晴



令和6年4月13日(土) 晴 


 
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