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今日の神社

[平成17年11月12日(土)晴れ]
拡大 : 800x531  撮影日 : 2005/11/12

冬の気配をだんだんに感じつつある今日この頃。

・・さて、あなたは何を持って冬の気配を感じ取りますか?

 茶道では5月〜10月の間は「風炉」を用いてお茶を点てますが、11月に入って最初の「亥の日」に風炉から炉に切りかえることを「炉開き」と呼びます。この日がくると冬の気配が一気に濃くなるような気がするのです。

さて、この「炉開き」ちょいとおもしろい云われがあるのですよ。

「炉開き」の日にはお師匠さまから、お汁粉を頂けるのです。
・・その昔宮中では「炉開き」の日に猪の肉を食べたことに由来しているからだそうです。

・・で、なぜにお汁粉か?と。

猪の肉は他の動物の肉より赤いそうで、その連想で「猪の肉は赤い 赤いは 何か それは お汁粉」・・だそうです。

「猪がお汁粉に変わるなんて!」と驚愕されている、そこのあなた・・。まだ、他にもあるのですよ。

 お正月の「初釜」の時に食べる『花びら餅』とうお菓子にはなんとゴボウが挟んであります。
・・その昔宮中でお餅を幾重にも乗せた上に、鮎を乗せたことに由来すると。

・・猪がお汁粉に変わり、鮎がゴボウに変身。一見、奇天烈なこのたとえは日本古来の「見立てる」という美意識につながっているのでしょうね。それこそが真の心の豊かさのような気が致します。

「晩秋の木漏れ日の中、我斯く考えり」・・なんて、ちょっとキザかしらん。

【気温10℃ 湿度73%】
大玄関と菊を臨んで・・。





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