康平6年(1063年)に宇都宮城の鬼門除の鎮護として創建された八坂神社は地元の氏子崇敬者等によって篤く守り継がれてまいりました。その中で生まれ、厳粛に伝えられてきたのが“八坂神社太々神楽”であります。昭和43年には宇都宮市無形文化財に指定されました。
演舞の内容は、古典における神話や伝説、民話などから題材をとっていて、邪悪なものや災害を追い払い、農作物の豊穣を祈ると共に、土に根ざした日本民衆の世俗性豊かな素朴さや平和への祈りを伝えています。
この度、八坂神社葭田(よしだ)宮司様の全面協力の下に復活を果たした二荒山神社神楽殿での奉納演舞は実に40数年ぶりであります。
是非、この機会をお見逃しなくご家族やご近所様とお誘い合わせ戴きまして、休日を我が郷土の伝統文化に触れて過ごされてみては如何でしょうか。 |